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夜明けの願い

月がすごくきれいでした。しばらくは梅雨として曇天が続くそうなので(WNIの予報)、しばし月夜ともお別れの気持ちで、なんだか惜しむ気持ちで眺めていました。
南から次々雲がさしかかり、時にうす雲の透かして、あるいは雲に隠れてたくさんの表情を見せる夜空・月夜でした。外で見てると本当に静か、月も雲も音のないホント穏やかな透き通る気持ちになるから実に不思議です。
考える事は誰でも一緒だなーと思うことと言うか、でもなんか一つだけ残り時間の中で叶ったなーということが起きました。
以前USB接続の簡易地震計をたくさん作って、簡単に家庭で設置しネットワークに接続して地震の研究等に活用できたらいいのにって昔から思っているって書いた事がありました。
願いが叶いました。
おととい?、WNIから揺れプロジェクトの発表がありました。
まさしく願った通り、USB接続の簡易加速度計(揺れ具合を計る機械=地震計)を全国の一般サポーターに配布設置しネットワーク化して、データ取りや地震速報や台風等の大規模現象の実態調査研究に役立てようと言うのが始まるのです。ぜんぶそのまま私が思い続けていたものそのものです。
地震に限らず、台風でも建物が揺れたりするし、精度で実現できるかわからないのだけれど、
竜巻の発生や経路の特定(相当数の細かいネットワークがいるので無理か・・・無感の揺れ具合を拾って出来うると思うのだけれど(大きな空気の揺れ具合とかも拾えるはずだし))にも使える気がしています。
とくに今回大きな地震のあった地域付近でのネットワーク化は必須です。また起こるという事をあおっているわけではありません、メカニズムや状況の細かい観測研究がその他の地域での出来事に役に立つのです。

起震法(言い方違ったかも)と言うのがあって、わざと揺らせて地面の中の様子を探る方法があり、車で移動しながら十数メートル程度の浅い範囲深さの埋設物等を精密に調べたり、あるいは小規模の爆破を使って振動を人工的に起こし、その伝わり方を調べて深い地質を調査するのです。
それと同じで、無感地震でも拾える精度なら、かなりの能力で地面の中の様子を知ることが出来たりもするのです。それにより、振動の伝わり方の地域差を調べてより正確な地震速報を出すことも出来るのです。
今は気象庁のネットワークが拾った地震の規模と振動(加速度)を瞬時に警報に置き換えているのですが、WNIの揺れプロジェクトのたくさんのセンサーの実際の揺れ具合から逆に警報を正確に発する事も出来るのです。
あれこれ出来ると書きましたが、要するに未開拓の分野なのです。作ったネットワークからの正確な情報からもたらされる様々な有効性、計り知れません。
WNIに限らず、TVのネットを持つCATVの協力会が共同で管理したり(各地のCATV会社を更に全国的に束ねる協会みたいのがあったとして、各地のCATV内に地震や気象の簡易センサー類を多数配置し新規気象会社などが情報管理して、その結果、独自の地震速報や突風・竜巻・集中豪雨情報などローカルな警報を瞬時に発するという付加価値をユーザーに提供する、そんな優位性のある勧誘商品営業化とか)、どこかの国の日本放送協会の双方向TVを使ってのネット化や同じような警報化とか、WNIが先んじて行っているだけの事であって、充分後発でもやっていける地震ビジネス・気象ビジネスだと思います。
WNIがすぐれているのはメールやブロードバンド等のインターネット(無償あるいは安価)を使っている点です。CATVやどこかの国の放送協会は独自にネットを持つ優位性を更に特化させればいいのだし。
コレから伸びるだろうと思うし、それだけ今まででは考えられない現象が増えていて脅かされているって事でもあるんですよね。知恵を出して助け合う、そんな部分をはずさなければ何でも出来ますよ。

明るくなってきて夜明けですね。日本の地震の世界も今年夜明けを向かえるって事です。
願いが叶って良かった。


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