外暮らしの社会学
こんな感じの空のもと、いつもの公園暮らしです。
今月からまた携帯で画像を送れるようになったので久々画像のアップです。
私が本当に外に住んでるか疑わしく感じるかもしれませんが、リアルな感じでの話です。
最近は地域性で梅雨空が多くベターっと曇って薄暗い日が多いですが、たまの晴れ間の画像です。
わかりやすく言えば、ラピュタやナウシカのような感じの全天スケールで雲が流れてモクモクだったりプカプカだったり、雲は音がしないもんだなーと実感できるような、意外と地面としての意識よりは、どこか空の一部にいるような気もすることが多いものです。考え方や感覚が社会性ないのもこのせいかな。
一番身近なのはハトや鳥たち、カラスもたまに来たり、最近はカモの夫婦がくることが多いです。近づいてこないのですが、遠巻きに見てる感じだとやや大きめでカルガモではなさそう。どっちかと言うと模様が淡く白っぽい気がします。
梅雨時のせいで毎日水溜りができているので、前のめりの体勢で水溜りの水面に口をつけてすごい速さでパクパク水をすくう感じに何か食べてるんです。
そしてハトは慣れてしまって足元までよく来るし、私の左足と右足とをパイロン代わりに8の字を描いて遊んで行ったりもよくします。個体差が模様や大きさではっきりとしていて、時に数羽で来てバラバラに行動しているのに、猫やカラスが近づいて来るとみんながそろって同じ方向に歩き出したり同時に飛び立ったり、何の合図を出し合っているかわからないけどとにかくフルシンクロで動き出すと結構な迫力です。シンクロしている時はまったく無駄な動きをしないんですよ。それ以外は結構どうでもよい、ちょこまかとした動きが多いんですけどね。
上の画像のハトは特別で近づいてきても2メートルぐらいの距離まで。足に白いヒモが絡まっているのです。警戒心が強くいつも独り。特に雨上がりにはよくやって来て。
水溜りに入りに来るのです。
やっぱり足が痛いんだと思います。水につかると気持ちいいんじゃないかな。はずしてあげたいけと追い掛け回しても勝ち目はないし、特に警戒心が強くカラスの飛ぶ姿が見えただけでいなくなってしまいます。ハトの中の浮浪者みたいな感じ。
ほかにもびっこを引いているハトが数羽いて、歩くことが少なく私と一緒にうずくまっていることが多いです。立ってじっとしている時は常に片足。疲れるんだと思うのですが、うずくまってすごしています。警戒心が強いのはヒモの絡まった浮浪者ハトと変わりないのですが、行動はまったく逆で、私の近くにうずくまっている事が多いのです。私の近くには野良犬もカラスも来ないので、動きの緩慢な骨折ハト達にとっては私の近くが安全なのかもしれません。
どうして足が折れてしまっったりくじいたりしてしまっているのか、わからないけれど、人為的でなければいいなと思います。一回だけモデルガンの試射に来た若い方がいたのでとがめたことはあったけど、そんな感じかもしれないですね。このあたりだけびっこのハトが多いのは不自然ですから。体を狙うと死んでしまったり傷がついて問題になるけど、足なら的が小さく、しかも全体としては目立ちにくいですから、悪質かな。
こんなこと、ここに住んでいなければわからないことです。具体的にどこでどんな感じというのは書き残しには不適だと思って書き込まないでおきますけれど。
ハトは意外とあんまり鳴かないし、代わりに首を頻繁にかしげたり、目が語ることが多いのだけれど、それも私には読み取れません。でも個々の行動や考え方は社会性も何もかも人間と変わりないように思います。だからこそ人間の作った街に順応して暮らしているんだろうけれど。社会学を学びたかったら、ハトからはじめるのがいいかもね。
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