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自家出し野菜の話し3

野菜の話し、わずか数箱ずつをコンビニなどのルート配送のトラックで集荷してって話しがパターン①.そんな話しをしました。安全で美味しい野菜がたくさん出回るように、産業制栽培のものだけでなく栽培のプロが作った簡単栽培の新鮮野菜を、ほんの数箱ずつでよいからその日か翌日には消費者の手に渡るようにという話し。農家の方にたくさん美味しい野菜を作る意欲や興味を持ってもらうこと、新鮮で安全な野菜が消費者の手に渡ること、それが主な目的です。
農家の方にハンパや自家栽培で自分が食べるぶん用に作ってたりするものを倍作付けしてもらうとか、自分ブランドの野菜を買って食べて貰っている消費者の姿が身近になり伝われば、より野菜作りに取り組んでもらえるのではないか、とにかく作ってもらわなければ安全で美味しい野菜を食べられないですからね。
そんな農家の方にいきなり営業かけて、毎日か時々でよいから野菜を1~数箱出荷して欲しいとお願いしても、それはなかなか無理なこと。

じゃあ、農家の方々が最も信頼している流通企業ってあるのかというと、おおあり。
日本郵政さまです。
簡易保険や預金で集金をしていたり、毎日どんな所であっても必ず届けられる手紙の配達であったり、たまに来る宅配や、あれこれめんどくさい事言う農協さんよりも、最も信頼できる存在が郵便屋さんです。
私が住んでいたことがある標高1000mの山村では、あちこちの家を回る郵便屋さんこそみんなの潤滑材と言うかアイドルと言うか、ヒーローかな。その方は村新聞の編集係もかねていて(小さい村なので一人何役もしていました。村中をくまなく周り、全員の顔と名前がわかる、逆に村で起きたどんな些細なことも見逃さない、そんな適任でしょう)、配達がてら、あき時間に出筆交渉をして、村で一番楽しい新聞を発行していたのです。
とにかく、農家の方が信頼している存在が日本郵政です^^;。
もし、その日本郵政で自家製野菜の小規模出荷を扱いますと言ったなら、即出荷してもらえます。
バイクでの郵便配達が多いので、私のいた村だと部落ごとの集会場での仮受付方式で持ってきてもらうことになるかもしれないけれど。あるいはバイクを軽トラに変えて、郵便の配達は大変になっちゃうけど集荷もその場で出来るといいですけれど。その他の軽トラでも良い地域では可能かな。
ルート配送のトラックではなく日本郵政さまが集荷する、パターンその②。
日本郵政が取り扱っているチルドゆうパック、コレは本州内であったら東京へは遅くても36時間~48時間(午前出しが翌午前(24時間)、翌午後(36時間)、翌々午前(48時間))以内、ほとんどが24時間以内の場合が多いです。東京やそのほかの地区ではスピード扱いといって、日本郵政内で受けたら即次へ引渡しの連携が確立していて、各支店(各局)で優先的に処理を進めることで迅速新鮮なチルドサービスが行われています。都市近郊、空港が近いような地域の農家からだと全国24時間でほぼ確実にチルドゆうパックが届きます。
地域によっては、現在の体制の増強程度で近郊だけでなく日本中から集められそうな勢いです。
とりあえず近郊からという前回のお話のパターン①にしてみた時、現行の方法だと運賃が群馬、栃木、長野、新潟、山梨、静岡、茨城、それよりさらに遠くても⇒東京1200~1600円になります(割引適用概算)。
ひと箱に10パック分の野菜が入っていて1000円で集荷して1個100円の無人販売所と同じに換算(100円×10個)したとして、売り場には2200~2600円で届いて一個あたり220~260円の野菜・・・。
新鮮で安全だからといってもチョッと高い。もちろん日本郵政さまには勉強をお願いして、そんなにたくさんでもないと思うから損失も少なくチルドゆうパックを宣伝できると考えて、半額以下とかで600~800円でということであれば、一個160~180円で売り場に届き、あとは売り場の商売根性次第。これならどうにかなるかなとか。それ以外に全国からお取りよせだって日本郵政さまなら簡単に商品化できるし、ゆうちょのATMの所にあるふるさと小包的な感覚で商品化できればなお可。民営化後もそのまま手付かずのあの眠ってしまっているような小包商品も、もしや活性化できるかもしれない。

流通組織や地域の信頼性からはじめるなら、ひと箱からだけでも丁寧に扱ってくれる日本郵政さま方式のパターン②、
定時制で小回りを効かせ地域密着で多くの量を扱うならルート配送車両利用方式のパターン①。
それぞれのメリットを何か少しずつ活かしてその③として、少量でもグループ出荷とか、結局農協になっちゃうけどもっと活性な流通だけを効率化する組織、企業の確率。
美味しく安全な野菜をたくさん作ってもらう、たくさん流通させて、たくさん食べてもらう、そんな方法は結構どうにかできること。
日本の食糧事情を変えられる、そんな企業はきっとある、それかもしくはすぐ作れる。自分で始めたかったですね。
特に食を扱う企業グループの流通部門ではじめれば、野菜を栽培するプロ(農家)、食品を運ぶプロ(運送)、販売や加工するプロ(小売・飲食店)、コレらが一体となってさらに地産地消にかかわり結局は日本の食や地球の未来を救う第一歩、そんな自家出しの少量出荷野菜を取り扱う、メリットであり必要性です。

公開したのだから、誰か真似して取り組んでもいいですよ。
例えば、軽貨物運送で行った近郊の配達先で見かけた、畑の片隅に100円スタンドを置いている農家の方に直接交渉をして、買い付けて持ち帰り、都会の自分の家の玄関先に100円スタンドを仮設して代理販売すれば、それだけで地産地消と、帰り荷の無い空走の代わりのエコ対策で地球に貢献できるのです。売ってる場所が農家の庭先から都会の仮設場になるだけで野菜の価値もその意味も大きく有効性を増すのです。それの拡大版の日本郵政さま方式だったりルート配送方式だったり、企業化だったりなんです。今のままの隙間をつなげれば、必ず食糧事情を変えられる。そんなお話しでした。
理屈っぽくて長い話しにお付き合いいただきましてありがとうございます。
やってみて下さい。レジャーで出かけた観光先で買い集めて帰りの車で持ち帰り代わりに売ったらいいんじゃないですかね。儲けようとせず、世界を救うエコなことの一貫として。そんな小さな取り組み方でもエコや日本の食糧事情を変えられますよ。
このつづき、もっと理屈っぽいけど考えて欲しい話しはまた今度します。今日の制限時間は8:30なんです。


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