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ベランダエコ

ずっと懸案にしていたことなのですが、ゆっくり計算出来なくて公開していなかったことです。
今日はゆっくりネット出来るところに来たのですが、当たり前にベランダの無い暮らしなのでベランダ話しは検証できなくて・・・だから確信がもてなくてかけなかったのです。最近になってベランダの環境関係で見つけたページを見てこの話はいけるだろうと思い書き込みします。
見つけたサイトはベランダで育てているひまわりの成長具合をLiveカメラで24時間公開していて、気温やベランダのコンクリート温度など環境も測定して公開しています。
http://denchi.karou.jp/
管理者の方と連絡取れませんが公開している内容からリンクフリーと判断して貼り付けします。また公開しているベランダの場所は東京都内都市部の高層階だと思います。
そのコンクリートの芯の温度を見ているとだいたい気温よりも1~3℃高め。しかも芯の温度なので表面はもっと高温な場合もあると考えられます。いわゆる都市のヒートアイランド現象の実測値的なものじゃないですかね。
打ち水作戦は結構浸透してきているのですが、道路やコンクリート構造物にこれだけ蓄えられた熱を逃がしてしまっているだけです。しかも、もし街全部で打ち水したら蒸発した水分と熱で大気の状態が不安定になり・・・、なんてことも起きないとも限りませんから。
そこで、ずっと前から思っていたことは、水道ホースをベランダに敷き詰めて給湯の助けに出来ないかという事なんです。都市の熱を吐き出してしまうのではなく、吸い取って利用できないかと。ホースの中に水を通し温まった水を給湯器に流せば給湯の助けになるし、エネルギー保存の法則?的に街の熱を奪い取れないかと。
太陽熱温水器は結構投資が必要なので、今から書くことは効果と価格の両立の為を前提にした(コンセプトにした)考えです。
給湯器がベランダ側にある事ともう一つ給湯器メーカーに安価にECOアダプターを作っていただくことが条件です。
一般的な水道ホースの内径は15mm外径20mmだとして、20mあるとすると中には3.5リットルの水が入ります。水道水の温度が25℃でお風呂1杯分が少な目かもしれませんが40℃で160リットル給湯必要だとして、そのうちホース内の3.5リットルが32℃まで上がっていたものだったら、沸かすのに必要なエネルギーを1%程度節約できます。(160L×(40℃-25℃=15℃必要)に対して3.5L×(32℃-25℃=7℃節約)の割合は単純比率で1%に算出されます)
この節約エネルギーを有効にするため、給湯器メーカーか関係会社さんには給湯器の入力配管に3~4cm以内に収まる長さのアダプターを作ってもらう必要があります。壁から出てきた水道配管と給湯器の背中あたりの入力口までの長さ以内であることが必要なためです。そのほかECOアダプターに必要な能力は、元の水道管側に逆流しないようなチャッキと、万一にも給湯設定温度より入力水温度が高くなってしまっても誤作動をしない装置とECO側への流入の必要ないとき(効果の見込めない冬場とか)にはバイパスせず直結する切り替えです。出来ればECO水温と水道の元水温の差が無ければ自動的に従来通り水道管に直結で入力になるような。
それぞれの作動に余分な電力がいるとECO損失になってしまうので注意が必要です。それとこの装置はなるべく安価でホームセンターでも気軽に扱えるようであってほしいですね。コンセプトの通りDIYとしてとりくめるECO感覚なのですから。
ちなみに外径20mmのホースを満遍なく敷き詰めるとたたみ半分ちょっとです。ロスがあってもたたみ1枚ぶんにはならないのでだいたい一般的なベランダの面積として算出には20mのホースを敷き詰めたとしてと言うことにしました。
そこをさらに進めて、よくある30cm四方の組み立て式の人工芝やカーペットよろしく、30cm四方の水道管が詰まった感じのパネルを作り、繋がり目さえシール性がしっかりしていればいくつでもつなぎ合わせられるみたいな屋外の床材ものを売り出したらいいかもしれませんね。床暖房装置として発熱するものがあるのだから、同じ原理で逆に吸熱するユニットやパネルがあってもおかしくは無いと思います。
もっとすすめて、建物の構造材として屋根瓦みたいに敷き詰めたり壁に張り付けたりARCの帯鋼の付加価値としてとか。あるいは最初から壁に配管が埋まっている建築物や建築材とかもありかな。道路や街じゅうの何もかもの熱を取り出せるようにしていたら、それだけでもCO2に対する効果はありだと思います。
たぶんたくさんの人が研究して開発している話だと思いますが、建材などの場合は長期間設置して長い目でみた効果が見込まれるので、マイナス要素を打ち消せさえすればECOに大きく貢献できるものと思われます。自家発電自家供給で送電ロスさえなくなれば最も効率よくECOエネルギー生活できるとされていますが、DIY感覚で効果のあるECOなら、今のところは建築構造物の熱を吸い取り給湯に活かせるこんな方法の製品化はビジネスになると思います。それにベランダはDIYの宝庫です。手軽にベランダでできるECOな話としては悪くないと思います。
給湯器でなくても、20mホースの両端に栓を出来るようにして、朝方に水を入れてベランダに放置、夕方仕事から帰ってきたらホースをまるごと風呂場に持って行き一端を水道の蛇口につなぎ、反対のもう一端を風呂桶にたらして水道を出し温水を押し出しながら水を張り追い炊きすれば同じこと・・・だったりして^^。たぶんゴミの分別より簡単で効果も実感できますね。
ECOは他人に任せず自分で出来るものでありたいですね。


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